研究ノート / 計画

Raspberry Pi で試すこと

手元の Raspberry Pi 5(16GB)で、ローカル LLM とブロックチェーンを動かす。
どちらもまだ測った値は無い。このノートは、何を調べ、何から始めると決めたかの記録で、測ったらこの続きに書く。

機材Raspberry Pi 5(RAM 16GB)のキット。アクティブクーラー、放熱ケース、27W 電源、64GB の SD カード付き。NVMe と AI アクセラレータは付いていない
状態計画。実測はまだ無い
情報の出どころ検索で拾った解説記事とプロジェクトの文書。仕様書などの一次資料までは確認していない。出典ごとに数字が割れている箇所は、そう書いた
最終更新2026-10-18
TL;DR

ひとことで

テーマは 2 つ。ローカル LLM は「日本語で使える最小のモデルはどれか」を測る。ブロックチェーンは、ブロックとハッシュと合意を自分で書く小さなチェーンを最初に作る。

公開チェーンのノードと私設ネットワークは、今回は見送る。理由は下の意思決定ログに書いた。

Research 1

ローカル LLM:調べてわかったこと

Research 2

ブロックチェーン:「動かす」の 3 通り

「ブロックチェーンを動かす」には、中身の違う 3 通りがある。それぞれ必要なものが違うので、先に分けた。

  1. 公開チェーンのノードを立てる。Bitcoin や Ethereum のフルノード。
  2. 私設ネットワークを立てる。自分だけのチェーンを Hyperledger Besu などで動かす。
  3. 自作の小さなチェーンを書く。ブロック、ハッシュ、合意を自分で実装する。

1 は容量が壁になる。Ethereum は 2TB の NVMe が最低で、4TB が安全という記事がある。Bitcoin のチェーンは 2026 年半ばで約 700〜760GB で、プルーニングなら 10〜15GB で済む。Pi 5 には NVMe を直接つなぐ口が無く、M.2 HAT の追加が要る。SSD の価格は、記事によって 100 ドル台と 260 ドル以上に割れていた。

2 は、Besu なら合意方式に IBFT 2.0 / QBFT を選ぶのが標準で、PoW は 24.11.0 以降で非推奨になっている。Hyperledger Fabric は、ARM 用の公式イメージが無くメモリも足りないと報告した大学の研究がある(古い Pi での話)。Pi 5 の私設チェーンを測った資料は見つからなかった。

3 は、容量も外部のクライアントも要らない。

Decision Log

主要な意思決定ログ

計画2026-10-18 ブロックチェーンは、自作の小さなチェーンを最初に作る
DECISION

公開チェーンのノードと私設ネットワークは見送り、ブロックとハッシュと合意を自分で書く小さなチェーンを、最初の題材にする。

合意の方式は、まず署名者を 1 人に固定した最小のものにして、あとから PoW や複数の署名者へ広げられるように作る。

WHY / 仮説

公開チェーンのノードは、NVMe と M.2 HAT を買い足さないと始められない。買ったあとで Pi では回らないと分かっても、戻せない。

私設ネットワークは、Pi 5 の実測が見つからなかった。裏返せば測る価値はあるが、台数を増やす前に「チェーンの各部分がそれぞれ何をするか」を自分の手で一度書いておかないと、測った数字の読み方が決まらない。

自作なら今の機材だけで足り、動かない理由が出たときに自分で中を見られる。

RESULT

未実施。作ったら、行数、Pi 5 でのブロック生成の速さ、CPU 温度をここに書く。

計画2026-10-18 ローカル LLM は、日本語で使える最小のモデルを測る
DECISION

同じ日本語の質問 10〜20 問を 1B、3B、7B の Q4 に投げ、速度と答えの質を並べて記録する。速度は llama-bench で測る。連続して動かしたときの温度も同じ表に入れる。

WHY / 仮説

速度の数字が出典の間で最大約 2 倍ずれていて、どれも自分の機体の値ではない。日本語の資料は見つからなかった。

日本語は同じ内容でもトークンが増えるので、英語の tok/s より体感が遅くなると考えている。それを確かめる。

RESULT

未実施。

Traps

先に分かっている落とし穴

Open Questions

まだ決めていないこと

References

出典

このノートは、実測の前に書いた計画の記録で、数字は出典の主張をそのまま写したものです。自分の機体で測った値ではありません。測定結果は、決まり次第この続きに足します。