Practical AI Series

心地良い
AIエージェントの
作り方

Building AI Agents Your Team Can't Live Without

「機能」から「伴走できる存在」へ——
キャラ・距離感・可視化・業務統合の設計と運用。

心地良いAIエージェントの作り方 表紙

本書の内容は予告なく変わることがあります。

14 章 + 付録3
4 設計の軸
7 失敗と学び
40% APIコスト削減

「このエージェントが居ないと、もう仕事できないかも」

— これが、この本のゴールだ。

Core Concept

心地良さを構成する 4 つの軸

機能を増やすのではなく、接触面積を整える仕事。 4 軸を全部それなりに整えると、足し算ではない掛け算が起きる。

Axis 01
キャラ

タスク Bot ではなく、同僚として迎えるつもりで作る。名前・口調・反応の癖を設計し、作る側が好きになれる存在にする。

Axis 02
距離感

通知の 3 段階振り分け、黙るタイミング、沈黙チューニング。理解されなくても受け入れてもらえる距離の取り方。

Axis 03
可視化

AI の知識をブラックボックスにしない。用語集・人物データ・Missing Knowledge Queue でみんなで育てる管理画面。

Axis 04
業務統合

「使いに行く」から「向こうから来る」へ。cron・Webhook・UI ベル通知の三段構えで、気づいたら毎日触っている状態を作る。

Table of Contents

目次

理論と実装、そして失敗。試行錯誤の記録をまとめた 14 章。

00
はじめに — 「心地良い」とは何か
「便利」と「心地良い」の差。心地良くない AI の典型 4 パターン。なぜ自作するのか。
序章
01
キャラを作る
名前・口調・アイコン・呼ばれ方の設計。キャラと事実の重みバランス。
Axis 01
02
負担にならない作法
3 段階通知システム。「ありがとう」に返事しない設計。沈黙チューニングの 3 ラウンド。
Axis 02
03
知識を可視化する管理画面
用語集・人物データ・対応方針。Missing Knowledge Queue で AI の「知らない」を見える化。CS チーム巻き込み戦略。
Axis 03
04
業務に溶け込ませる
cron バッチ・Webhook・UI ベル通知の 3 配信機構。外部拡張パターン。自己ヘルス監視。
Axis 04
05
CLAUDE.md という手紙
AI へのオンボーディング文書 6 セクション構成。CLAUDE.md ヘルスチェックリスト。
技術
06
バイブコーディングで作る
AI と一緒に書く開発スタイル。「どう指示するか」「どこを自分で握るか」の実践論。
技術
07
LLM API を設計する
モデル選択・プロンプトキャッシング・ツールユース・ストリーミング・構造化出力。
技術
08
RAG と検索戦略
キーワード + ベクトル検索。チャンキング・リランキング・引用表示の設計。
技術
09
観測性とセキュリティ
構造化ログ。プロンプトインジェクション対策。監査ログの設計。
技術
10
評価と回帰テスト
eval セット設計。A/B テスト。1 行のプロンプト変更で壊れるのを防ぐ。
技術
11
サーバー構築と SSH
EC2 + SQLite 最小構成。FastAPI・systemd・cron・deploy.sh の実践パターン。
技術
12
失敗とアンチパターン
設計・実装で踏んだ 7 つの実話。状態遷移・絵文字・通知・モック・Webhook・タイムゾーン・沈黙設計それぞれの罠と教訓。
事例
13
おわりに — 心地良さは積層する
心地良さは単発の機能では作れない。10 分の調整を何十回も重ねた先にある。
終章
A
付録 A — チェックリスト集
棚卸し・通知ノイズ監査・新機能リリース前・CLAUDE.md ヘルスチェック・日次確認。
付録
B
付録 B — コマンドリファレンス
SSH・デプロイ・cron・systemd・Git・SQLite・システムプロンプト・ヘルスチェック。
付録
C
付録 C — 参考文献
認知負荷理論・ヒックの法則・TAM・アルゴリズム嫌悪など、本書で引用した研究・理論の出典一覧。
付録
Author

著者について

nzw
野澤 秀和nzw

SaaS開発のプロダクトマネージャー兼エンジニア。業務の傍らAIエージェントを設計・運用している。
バイブコーディングを日常的に実践し、AI と一緒に「機能」ではなく「伴走できる存在」を作ることに興味を持っている。

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